住まいの塗り替えはドコに頼む? 草津市に根差した「地域密着型」の
おすすめ外壁塗装業者
外壁材をどのようなものにするかで住まいの印象は大きく変わります。そのため、外壁材を選ぶ際は慎重に検討したいものです。こちらでは、7つの異なる外壁材について、種類と特徴をまとめています。ぜひ参考にしてください。
サイディングとは、工場生産の外壁板材のことです。そして、窯業系サイディングとは、セメントや繊維質を原料した板状外壁材のことで窯の中で高熱で処理することから窯業系と呼ばれています。
日本では戸建て住宅の7割以上がこの窯業系サイディングが使われており、木目調やレンガ調、タイル調といったバラエティに富んだデザインとカラーから選ぶことができます。
窯業系サイディングは、大量生産が可能なことから価格がリーズナブルなのがメリット。工場で成型された素材を壁に張り付ける作業なため工期は短いのも特徴です。
ただし、窯業系サイディングは防水性が乏しいというデメリットもあります。
金属系サイディングとは、ガルバリウム鋼板やアルミ、スチールなどの金属を原料にした板状の外壁材のこと。住宅用としてはガルバリウム鋼板製のシェアが高く、軽量で耐久性や耐熱性、防音性、耐震性に優れており、コストパフォーマンスも悪くないことから最近はシェアを伸ばしています。
その一方で、窯業系サイディングと比較するとデザインの自由度が低く、キズが付くとそこから塗装が剥げてサビが生じやすいというデメリットもあります。
樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を原料とした板状の外壁材です。窯業系や金属系と比較するとマイナーな外壁材であまり知名度はありませんが、軽量なので建物に負担をかけず、メンテナンスの手間がほぼかからないのが特徴です。耐久性も非常に優れています。 生産数が少ないことから、コストは高くなるのがデメリット。また、国内で樹脂系サイディングを取り扱っている業者が少なく、デザインやカラーバリエーションが限られてしまいます。
木質系サイディングとは、木材を原料とした板状の外壁材のことです。無垢の木材に不燃処理を施して、防火性や耐火性、耐久性を高めています。本物の木材を使っていることから、見た目の不自然さがなく、自然と調和した趣のある外観となるのが特徴です。
その一方で、木材のために腐食に弱く、水分を含んだまま長い時間が経過すると変色につながりやすい点がデメリットです。また、加工に手間がかかることから、窯業系や金属系よりコストが高くなってしまいます。
モルタルとは、セメントと砂、水を混ぜてペースト状にした材質のことです。防火性と強度が高く、継ぎ目がないためどのような形状の外壁にも対応できるのが特徴です。また、仕上げの工法しだいでさまざまな模様や色が選択できるため、多彩な演出を可能にします。
しかし、モルタルはひび割れ(クラック)しやすいことがデメリット。さらにモルタルは現場で職人が手作業で施工していくため、左官工の実力に左右されたり、現場での品質管理によって仕上がりや耐久性に差が出やすいというデメリットもあります。
粘土などを焼き固めたタイルの外壁は、重厚感があって年を重ねるほど独特の風合いをかもし出します。タイルは傷や摩耗がつきにくく、耐水性や耐火性があって半永久的に長持ちする耐久性があるのが特徴です。
しかし、地震などでタイルが剥がれ落ちる危険性があったり、目地に雨水が滞留すると外壁下地にまで湿気が帯びて劣化が早くなります。また、タイルは重量があるため、建物に負担をかけるというデメリットもあります。
ALCとは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、ケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末を主原料に高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートパネルのことです。
無数の細かい気泡があることから、水に浮くほど軽くて建物への負担を軽くします。さらに、断熱性や耐火性、遮音性、耐久性に優れているなど優秀な外壁材です。また、意匠を凝らしたデザインが多く、選択の幅が広いのも特徴です。
多くの利点があるALCですが、多孔構造のALCは防水性が低くて雨水や結露水、水蒸気などの水分が凍害の原因となることがあります。そのため、適切な仕上げ材で施工する必要があります。
外壁材の価格は素材やデザインで異なります。そのため予算に見合った外壁材を選ぶことが大切です。
とは言っても、価格が安いという理由だけで決めるのはNGです。素材の特徴とメリット・デメリット、耐久性など総合的に検討してコストパフォーマンスの高いものを選びましょう。
外壁を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスは不可欠です。しかし、選ぶ外壁材によっては、手入れの楽な材質のものもあります。タイルや金属製サイディング、ALCは比較的メンテナンス性が低くて扱いやすいのが特徴。モルタルや窯業系サイディングは、7年~10年ごとの外壁塗装が必要になるでしょう。
選ぶ外壁材のデザインによって、住まいの印象は大きく変わります。素材や質感、カラー、デザインで後悔しないよう、事前にシミュレーションを行いましょう。最近では画像シミュ―レーションで住まいのイメージがわかるソフトがあります。そういったツールを利用して、納得いくデザインの外壁材を選んでください。